ジョンQ-最後の決断-
John Q
2002・米
観た日 2003.01.09
観たところ ニコー劇場
ジャンル サスペンス・ドラマ
監督 ニック・カサヴェテス
出演 デンゼル・ワシントン、ロバート・デュバル、ジェームズ・ウッズ、アン・ヘッシュ、エディ・グリフィン、キンバリー・エリス、レイ・リオッタ

★公式サイト(英語版)★http://www.iamjohnq.com/

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★こんな映画です★
 シカゴに住むジョン・アーチボルトは、妻デニスと、9歳になる息子のマイクとの3人で、つましいが楽しく暮らしていた。ある日野球の試合中に、突然マイクが倒れてしまう。担ぎ込まれた病院で、マイクは重い心臓病を患い、心臓移植以外に生き延びる方法はない、と診断される。しかし、リストラで、半日勤務をなってしまったジョンの保険では、高額の医療費を払う事は出来ない。病院は無情にも、マイクの退院を勧告する。

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★こんな事考えてみました★
 ワタクシ、この手のお話に弱いもんで、「きっと泣くだろうな〜」と思いながら行きましたら、やっぱり、泣いてしまいました。いいお話だったよ〜ん!

 デンゼル・ワシントン、素晴らしかったです。我が子の事を助けたい、とにかく子供には自分より長生きさせたいと思う親心、本当に痛いほど伝わってきて、ものすごく切なかったです。持たざる親は、子供の命を本気で助けたいと思ったら、犯罪に走る以外、道はないのかもしれない、と無理なく思わされてしまいました。これは、ワタクシに子供がいようがいまいが関係ない、でした。

 でもね、犯罪に走って奇蹟を待てばなんとかなるかもしれないアメリカは実に良い国。これが日本ならね〜、そもそも自分の住んでいる地域にその分野の専門医がいるって事が奇蹟みたいな感じだもの。たまたま専門医がいて、専門の医療施設があったとして、その人を人質にとって脅かしたって、「よし、じゃあやりましょう」なんて事になるとはとても思えない。
 この、『ジョンQ』に出てくる人たちは、人質も、警官も、病院の院長も実にアメリカ的で、良い人たち。人質に至っては最初からなんとなくジョンQに協力的だし。こういう「良い国」に生まれた事を神に感謝しなさいよ、ジョンQって感じです。

 この映画では、「諸悪の根源はお金を払わない健康保険会社」って事になっていて、まあ、アメリカの健康保険制度と、日本の健康保険の制度は違うから・・・、などと安心していられないところがちょっと恐い。日本の健康保険制度はほとんど破綻しかけていて、保険料ガッツリ上がって、しかも「本人3割負担」なんて言ってるんだから、この映画みたいな事件、明日の日本でも起こり得るかもね〜。その時の結末は多分もっと悲惨でしょうね。

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