スパイダーマン
Spider-man
2002・米
観た日 2002.05.11
観たところ 映画館(札幌東宝日劇)
ジャンル SF・アクション・アドベンチャー
監督 サム・ライミ
出演 トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンスト、ジェームス・フランコ、J・K・シモンズ、クリフ・ロバートソン、ローズマリー・ハリス


★公式サイト★http://www.spider-man.jp/

-----------

★こんな映画です★
  両親に早くに先立たれ、おじ夫婦のもとで暮らすピーター(トビー・マグワイア)は、さえない高校生。隣に住む同級生のメリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)に憧れているが、気持を打ち明けるなんてとんでもない。そんな彼は、ある日学校の見学学習で行った大学の研究所で、遺伝子組み替えによって作られたスーパースパイダーにかまれて以来、からだに異変が起こり、急に身体能力がUPし、壁を登ったりできるようになる。
 有名なアメリカン・コミックのヒーロー「スパイダーマン」の映画化。

-----------

★こんな事考えてみました★
 観たのは半年以上も前で、いまさら感想を書く意味があるのか、って気もしますが、最近、ビデオとDVDが発売になりましたし、ディノスシネマでは、8日まで上映していますしね〜。この映画、面白かったんですよ。で、これからビデオで観ようかどうしようかって方にはオススメって意味も含めまして。

 ワタクシ、個人的には「アメコミヒーロー物」ってあんまり得意じゃない(「スーパーマン」も「バッドマン」もほとんど観ていない)上に、この「スパイダーマン」は、大昔にテレビアニメで一回か二回くらい観た事あるような無いような・・・って程度なので、この映画が原作に忠実なのか、とか、「アメコミヒーロー物」として優れた作品なのか、とかSFXが斬新なのか、とかに関してはまったく言及できません。
 そんなワタクシの感想といたしましては、この作品「青春ドラマ」としてはなかなかよろしかったんじゃないかと思います。主人公をはじめ、隣のメリー・ジェーンちゃんとか、親友のハリーくんとか、等身大の高校生ってところがと〜っても「う〜ん、わかるね」って感じで。
 テレビシリーズの『ロズウェル』とか『チャームド』とかがスキ!って方には多分、この映画、自信を持ってオススメできると思います。(『ロズウェル』は終ってしまって残念だわ。あれ、シリーズそのものが終っちゃったんですよね?)

 ただね、「青春ドラマ」なので、「好きな人は友だちの彼女」とか「彼女はスパイダーマンにいかにも気がある風なのに、自分がスパイダーマンだとは明かせない」とか、そういう主人公の心情ってイマイチよくわかんないんだよね、ってお子様や、ロールプレイングゲームに「学園ドラマ」や「恋愛シミュレーション」はいらんでしょう(ワタクシは個人的に、RPGに「恋愛」は勘弁してと思います。『ファイナル・ファンタジーVIII』とか、途中で挫折してしまいましたし)と思うように、「アメコミヒーロー物」に青春とか言われると集中力が無くなっちゃうんだよねって方は、ちょっと落ち着かない気分になるかもしれませんね〜。
 実際、映画館に来ていた小中学生と思われる方々は、キスシーンなんかになると途端にざわざわと落ち着かなげな様子でしたもの。しかし、そのお子様に「ほら、トイレ。トイレ行かなくて良いの?いいから、今行っといで」ってコソコソ話すお母さんも、どうかと思うな〜。映画館はあなたのお茶の間じゃないのよ、他のお客さまもいらっしゃる事、忘れないでくださいよ〜ん。(泣)



 この映画、観る前には正直「トビー・マグワイアってどうなの?」って思っていました。ドビー・マグワイアと言えば、なんとなく「ナイーブな青年」ってイメージで、アメコミのヒーロー???って感じだったので。でも、この「スパイダーマン」の主人公って、普段はぱっとしない、どこにでもいる高校生(卒業した後も、イマイチさえない)なので、ほんとに「トビー・マグワイア」ぴったりでございました。その割にはアクションもなかなか行けてると思いましたです。

 それから、なんと言っても秀逸なのが、ウィレム・デフォー。こういう悪役、きっと大好きなんでしょうね。こういう役でこそ、自分の本領が発揮できると思っているのかもしれません。すっごく生き生き、楽しそうに演じていらっしゃったのが印象的。グリーン・ゴブリン、とても良かったでした。

 キルスティン・ダンストについてはね〜。「好みのタイプ」かそうでないかによって意見が分かれるでしょうね〜、ってトコかなぁ。ものっすごく典型的なアメコミのヒロインって感じ。(「アメコミ」のヒロインってさぁ、「すっごく美人」とかって説明されても「う〜ん、そうかぁ?」みたいなキャラクター、多くないですか?)
 多分、この「メリー・ジェーン」ってキャラクターは、アメリカ人の理想のガールフレンドってトコなんだと思います。健康的な赤毛の美人で、いかにもチアリーダーやっていそうな。逆境にも負けず、けなげに生きてく強い精神力も持ってる。いかにもいかにもな「アメリカ的美人」なので、ワタクシのような日本人から観るとちょっとね、「う〜ん。どうなの?」
 キルスティン・ダンスト、他の映画(ワタクシは観ていないのでなんとも言えませんですが)では、「すっごく、かわいい」んだそうなんですが・・・。

-----------

★ゆみたに的チェ〜ック!★
 確か、ピーターの親友ハリーが、メリー・ジェーンを父親に紹介する時に、プレセントしようとしてペンダントか何かアクセサリーが出てきたような気がするんですが、なにせ観たのが半年も前なんで、すっかり忘れてしまいました。思い出せない〜、ごめんなさい。

-----------

日付順INDEXへ
Back
目次へ
Top
50音順INDEXへ
Next
【映画でおしゃべり】表紙へ
Home

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送