題名『ムーラン・ルージュ!』
(原題)Moulin Rouge
観た日/2001.12.13
チャンネル/映画館(東宝プラザ)
ジャンル/ミュージカル・ロマンス・ドラマ
製作年・国/2001・米
監督/バズ・ラーマン
出演/ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバーグ

★公式サイト★http://www.foxjapan.com/movies/moulinrouge/

★こんな映画です★
 1899年パリの夜を象徴するナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の一番のスター、サーティーン(ニコール・キッドマン)は、「輝くダイアモンド」と謳われ、パリで最も有名なコーティザン(高級娼婦)だった。作家志望のクリスチャン(ユアン・マクレガー)は、同じ安アパートに住む「芸人集団」と一緒に彼女のショーを観に行き、一目で彼女に恋をしてしまう。一方、舞台から客席を観ていたサーティーンは、クリスチャンを、自分のパトロンとなる公爵(リチャード・ロクスバーグ)と間違えてしまう。
 ポップ・ミュージックをふんだんに使った豪華絢爛なミュージカル。

★こんな事考えてみました★
 ワタクシ、すごく以前(子供の頃と言ってもいい)から、「なんで、日本ではミュージカル映画(舞台ではなくてね)って作られないのかな〜」って思っていました。例えば、時代劇の有名なヒーロー(遠山の金さんとか、銭形平次とか誰もが知ってる)のストーリーで、出演者が皆ちょんまげ、はかま姿で現代のジャパーニーズ・ポップスに合わせてタップなんかを踊りまくる、なんて映画、誰か作らないかな〜と思っていたんです。
 そんなわけで、この『ムーラン・ルージュ!』、こんな映画観ちゃうと、「しまった!やられた!!」って感じ。もし今後、ワタクシがものすごく金持ちになって、映画に出資したとして(そんな事は「今回の人生」においては残念だけどあり得ない。「来世」に期待してます)念願の「時代劇ミュージカル」を作っても、『ムーラン・ルージュ!』の二番煎じ、と言われてしまうに違いない。う〜ん、実に悔しい。

 実はワタクシ、個人的にミュージカル、大好きなんです。なにせ生まれて初めて劇場で観た映画、というのが『サウンド・オブ・ミュージック』(1964・米、もちろん、観たのはリバイバル上映でですよん)ってくらいのもんで、「ミュージカルである」と言うだけで、観たい!って気分になってしまうのです。
 しかもこの映画、その「サウンド・オブ・ミュージック」(ユアン・マクレガーの歌がまた、なかなかいいのよ)で始まるんですから、いやが上にも「ツボにはまっちゃう〜!」です。

 「歌舞伎」や「落語」にある程度、観る時の決まりがある様に、「ミュージカル」にもやっぱり「お約束」みたいなものがあるのは仕方がないと思います。よく、「話の途中で突然歌い出すのがわからない」とか、「一人っきりなはずなのに、なぜフル・オーケストラ、バック・コーラス付きで歌えるんだ」とか言う方がいらっしゃいますけど、それって「歌舞伎ではどうして話に何も関係ない義経が突然登場したりするんだ」とか「落語ではなぜ扇子をすすったら蕎麦を食べた事になるんだ」とか言うようなもので、あんまり意味がない。

 この映画も、ストーリーはオーソドックスと言うより古典なんじゃないか、と言うくらい昔からある「ラブ・ストーリー」です。なんで、『椿姫』にしなかったんでしょうね?『椿姫』ってしちゃうとオペラの音楽を使わなくちゃならなくなっちゃうからなんでしょうか?
 でも、ミュージカルのストーリーって、途中で歌やダンスが入って「どこまで来たんだっけ?」ってなりますので、あんまり複雑なのは勘弁。途中で「なんの話だっけ?」ってなっても「ああ、そうそう」とすぐに思い出せるように、わかり易くてちょうどいいのです。

 そういう意味でも、この映画はとても古典的な大道を行くミュージカル中のミュージカル。ミュージカル好きにはなんとも、たまらん、って感じです。
 しかも、使われている曲は、80年代を中心にしたヒット・ポップスの数々。知ってる曲ばかりなんです〜。そして、歌いだす前に、セリフの中にその曲の題名とか、歌詞の一部とかが必ず出てきて、「あ、次はそれ歌うのね〜!」ってなるのです。これが楽しい!!

 この映画、ワタクシには「ほんとに、ほんとに楽しい映画」でした。「コンサートでないのが悔やまれる」ってくらいです。だってコンサートなら、立ち上がって一緒に歌ったり踊ったりできるけど、「映画」ではちょっとね〜。もしかするとこの映画『ロッキ・ホラー・ショー』(1975・米、一世を風靡したホラー・ミュージカル。観客が劇中のキャラクターと同じ格好で映画館に行き、映画の場面に合わせてみんなで歌ったり踊ったりするので有名だった)みたいに、一緒に歌ったり踊ったりするのが正しい鑑賞法なのかもね。

 ミュージカルが好きで、80年代「MTV」を観て育った、という人は必見です。

★ゆみたに的チェ〜ック!★
『ムーラン・ルージュ!』のピアス サーティーンの舞台衣装は、アクセサリーの宝庫!でございまして、もう、「あれも、すてき、これも、すごい!!」なんですが、これは、その舞台衣装じゃなくて、普段の時にしていたピアスです。芸名(っていうのか?)が「輝くダイアモンド」と言うくらいですからたぶん、プラチナの台にダイアモンドがちりばめてあるのでしょう(本物か、ジルコニアかどうかは不明)。ワタクシの絵は漫画チックでわかりにくいですが、とてもきれいでした。(実際はもっとスマートな感じ)

 サーティーンだけでなく、舞台も衣装もとにかく豪華。すごい!!キンキラキン。なんだか「パリのナイトグラブ」って言うより「ラスベガス」って感じ。この豪華な衣装と舞台を観ただけでも、「十分元を取った」って気分にさせてもらえます。

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