題名『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
(原題)Knockin' On Heaven's Door
観た日/2001.11.06
チャンネル/レンタル・ビデオ
ジャンル/アクション・コメディ
製作年・国/1997・ドイツ
監督/トーマス・ヤーン
出演/ティル・シュヴァイガー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース

★こんな映画です★
 マーチン・ブレストとルディ・ウルリツァーは、余命わずかと宣告され、末期病棟で偶然同室になる。テキーラで意気投合した二人は、「天国ではみんな海の話をする」が、ルディは「海を見たことがない」とわかる。二人はたまたま、病院の駐車場に止まっていたギャングの車を盗み、その車の中にたまたまあった拳銃で銀行強盗をして、海をめざす。二人はギャングからも、警察からも追われる身となる。
 ドイツで大ヒットした、コメディタッチのアクション・ロード・ムービー

★こんな事考えてみました★
 どの映画だったかは忘れてしまいましたが、以前に別の映画をネットで検索していた時、この映画のことが話題になっていて、知りました。それ以来、ずーっと気になってたのです。
 レンタルビデオ屋でも、
『リアリティ・バイツ』の隣(「ミニシアター系」という棚です)にあって、「どうしようかな〜」と、行くたびに思っていましたが、すぐにでもWOWOWでやりそうなので、今まで待っていたのですが。なんか、いつまでもやらないみたい。って事で、今回、痺れを切らして、借りてきてしまいました。

 ヨーロッパの映画(ゆみたに、ヨーロッパ系の映画はチト、苦手、なんか難しいんだもん)だし、ミニ・シアター系(万人におもしろいように作られているメジャー系と違って当たり外れ大きいよね)だし、男二人のロード・ムービーだしって事で、あんまり期待してませんでした。(できたら、WOWOWで観たいよな〜、って程度の期待度)

 ところが、どっこい!!(いつの時代の人なんだ?ワタクシは)これが、おもしろかったのよ。ビデオ、迷わずにとっとと借りて、もっと早くに観れば良かったって、感じ。
 確かに、最近のドイツ映画は『バンディッツ』(1997・監督:カーチャ・フォン・ガルニエ)とか、『ラン・ローラ・ラン』(1998・監督:トム・ティクヴァ)とか、とてもおもしろかったのですが、それは「女の子が主人公だから」と思っていたのです。でも、違ってました。男二人が主人公でも、おもしろいじゃ〜ん!!

 この映画、ジャンルが「アクション・コメディ」ってなってましたけど、ワタクシ的には、「アドベンチャー」か、「ファンタジー」でしょう、と思います。「アクション・ムービー」って聞いて、このティル・シュヴァイガーのマッチョな風貌で、「ドンパチバリバリ」の映画を期待した人は、がっかりでしょう。最初の登場の仕方はなんだかそんな風なんですが、実は、全然違います。

 「もし、もうすぐ死ぬってわかったら、どういう風に死にたい?おれは、今まで出来なかったちょっとした冒険をして死にたい。それがこんな風にうまくいっちゃったりしたら、もう、いつ死んでもいいね」って、そんな感じの映画です。「夢(寝て見る夢じゃないよ)」のお話です。「夢物語」ですので、なかなか現実離れしています。

 「そんな、人の夢物語につきあってるヒマないわ」って方には、ちょっとばかばかしいお話かも。だって、この主人公の二人、なにげな〜く、車盗んで、病院を抜け出したら、たまたまギャングの車で、このギャングがまた、ブルース・ブラザースみたいなかっこをしている上に、同じくらいオマヌケで、車の中にピストル置きっぱなししてて、それで、銀行強盗したら、うまく行っちゃって・・・って、全編「そんなこと、あるかいっ!」なんです。そういう「非現実的な話、がまんならない」って人はね・・・。でも、その「あるわけない」ところがなんともおかしくて、「そうね〜、そうなったら良いね〜」って感じが、とても楽しい、そんな映画です。

 ラストは、これがけっこう、やるせな〜い感じで、ちょっとじ〜んとしちゃいました。

★ゆみたに的チェ〜ック!★
 男二人が主人公だし、これと言ったアクセサリーは出てきません。
 この二人は、病院のパジャマを着て逃げるので、途中で、ブティックで、スーツを調達します。こういう映画に出てくる、店員とか、美容師って、必ず「オカマちゃん」なんだけど、なぜ?

 この映画、音楽がなかなか良いです。題名も、ボブ・デュランの『天国への扉』です。映画の雰囲気にぴったり、です。

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