| 題名『トラフィック』 (原題)Traffic |
| 観た日/2001.05.27 チャンネル/映画館(松竹遊楽館2) ジャンル/犯罪・ドラマ 製作年・国/2000・米 監督/スティーブン・ソダーバーグ 出演/マイケル・ダグラス、ベニチオ・デル・トロ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ |
★公式サイト★http://www.trafficmovie.net/
★こんな映画です★
アメリカ社会に根深く浸透する麻薬。その根幹を担っている麻薬密売ルート。アメリカとメキシコを結ぶ巨大麻薬コネクション「トラフィック」をめぐる、様々な思惑と陰謀を「輸出する側」「輸入する側」「それを撲滅しようとする側」の3つの視点から描く。
ドキュメンタリー・タッチの社会派ドラマ(?)。
★こんな事考えてみました★
掲示板には「ダンナには難しかった」と書きましたが、お話そのものが難しい訳ではございません。群像ドラマ(ドラマと言うならですが)なので、人がたっくさん出てくるし、場所もメキシコ(ティファナ)、サンディエゴ、オハイオとワシントンD.C.を中心にあっちへ行ったりこっちへ行ったり、話も、3つの話が入れ替わり立ち代り・・・って、ちょっと聞くと複雑そうですが、映画を観ている分には話がわからなくなることはありません。(すばらしい監督の力量のおかげだそうです。なんたってアカデミー監督賞ですもん)
我がダンナの場合、「ちょっと太刀打ちできないような巨大な悪人がいて、主人公はそいつに酷い目に合わされるが、ラストにはその悪人をを完膚なきまでに叩きのめす」と言うお話(代表的なところでは『ダイ・ハード』〔1988年ブルース・ウィリス主演〕みたいなのかな?)が大好きなので、そういう人が観るとこの映画は、「悪=麻薬」であって、それに携わる人はみんな加害者であり、被害者でもあって、特定の「悪人」はいないし、麻薬シンジケートは潰しても次のが勢力を増すだけで、「麻薬戦争」ってものは結局はエンドレス。どこが始まりでどこが終わりなのか判然としない(当然、スカッとするわけも無い)と言うわけで、ちょっと「難しかった」と言う事なのです。
ものすごくパワーのある映画です。話にはどんどん引き込まれるし、一つのエピソードを観ていると、後の二つの方はどうなったんだろうと気になって、眠くなるどころじゃございません。
ただ、この映画、「海外ドキュメンタリー アメリカの麻薬戦争 全3回」って感じで、とても社会的だし、真面目だし、娯楽性はまったく無いです。
「私が映画に求めているのは、日常では決して味わえないような、夢の世界、めくるめくイリュージョンなのよ。2時間半たっぷり現実見せつけられてどうする。」って方にはちょっと、お薦めできないかなぁ。(個人的には「それはもったいない、たまにはこういう映画も良いものよ」って言いたくなっちゃうけど)
こういう、まったく娯楽性のない映画が、興行的に成功して、アカデミー賞も受賞する「アメリカ」という国は、やっぱり、「良心の国」なんだな、と思いました。
日本では、こういう映画は決して作られないし、作っても成功しないし、まして賞を受賞するなんてことも決して無いでしょう。
せめてテレビドラマででも、こういう社会的で真面目なお話を作って、成功して、「日本人の良心」ってヤツを見せて欲しい!とワタクシは切に願っております。
★ゆみたに的チェ〜ック!★
結婚15年目の記念日の前日に観に行ったわけなのですが、実はその15年前の新婚旅行で、メキシコのティファナへ行ったのです。「国境の検問所おなじだったね〜」などと、久々に夫婦で話が盛りあがってしまいました。
アメリカとメキシコの国境は、アメリカからメキシコへ行く時はノーチェックです。パスポートもいらないし、手荷物検査もありません。映画の中での、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ扮する奥さんのように、麻薬でできた人形だろうとなんだろうと、らくらく持って行けちゃいます。
反対に、メキシコからアメリカへ戻る時は、パスポートチェックも、手荷物検査も厳重にあります。と、言う訳でパスポートは絶対忘れてはいけないし、メキシコ国内で無くしてもいけないのです。(ガイドさんにしつこく言われました。)
もちろん、ワタクシ達は、麻薬とはぜんっぜん!!関係ないですよ〜。実はティファナは銀製品が有名。その時買ったペンダントです。うらに金具がついていて、ブローチにもなります。とても気に入っているので、今でも時々使っています。
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