| 題名『クイズショウ』 (原題)Quiz Show |
| 観た日/2001.05.12 チャンネル/NHK衛星第2(録画) ジャンル/ドラマ 製作年・国/1994・米 監督/ロバート・レッドフォード 出演/ジョン・タトゥーロ、レイフ・ファインズ、ロブ・モロー |
★こんな映画です★
1950年代、絶大な人気を誇るテレビのクイズ番組「21」。その番組の看板、クイズ王のハービー(ジョン・タトゥーロ)は、スポンサーの意向で番組から降ろされるべく、答えをわざと間違えさせられる。新しくチャンピオンになったのは、生まれも育ちも上流のチャールズ(レイフ・ファインズ)。スターから一転ただの人になってしまったハービーは、チャールズに激しく嫉妬し、テレビ局の不正を訴える。折りしも、立法管理委員会の調査官リチャード(ロブ・モロー)が、このクイズ番組に疑問を抱き、調査を開始したところだった。
社会派人間ドラマ。
★こんな事考えてみました★
面白かったです。実はこれほど、面白いとは思っていませんでした。「出演陣は地味だし、ロバート・レッドフォードの社会派映画?ピンとこんなぁ」と、思っていました。そんな訳で、何度も録画に失敗し、観るのもこんなに遅くなってしまいました。ワタクシ、間違っておりました。もっと、早くに観るべきだった〜。
考えてみれば、レッドフォードって、『大統領の陰謀』とか、『ブルベイカー』とか、社会の不正を暴く、みたいな映画に、結構、出演していて、実はこういう映画、得意なのかもね〜。
この映画、時代は1950年代で、その頃は、テレビというものはすべて真実で作られていて、真実が放送されている、とすべての人が信じていた時代、そういう時代のお話だ、とわかって観ていないと、「わけわからん」です。今のように、「テレビのクイズ番組なんて、みんなヤラセでしょ」ってのが前提になってて、みんなそう思ってテレビをみている時代の感覚だと、「いったい、このテレビの人の何が悪いの?」って事になってしまう。
それに、アメリカ人社会では、「真実は知らされるべきもの」で、「真実を知らせる事こそが、正義」というのが前提になっている、という事もわかっていないと、やっぱり、「わけわかりません」です。「正直」であることこそが、「美徳」なのです。相手が、その真実を、真実として受け入れられるかどうかは別の問題で、まずは知らせる、それこそが誠実である、そして、常に「誠実でありたい」と思っているのです。
アメリカ人の、この「常に誠実でありたい」と思う意欲は「すごい」と思います。『L.A.コンフィデンシャル』の時も思ったですけど、「とにかく、真実が知りたい。」それを知って、自分のキャリアがパァになっても、それでも、本当の事が知りたい。えらいなぁ。
この映画は、たまたま、不正は無いと思われていた時代のテレビ業界を扱っていますけど、本当は、テレビ業界でなくったってなんだっていいんだと、思います。つまり、「隠されている事実」があって、それを暴こうとする人さえいれば。
こういう、真実を知らせよう、とする人の映画が、繰り返し、繰り返し作られるのも、アメリカ人は「こうでありたい」と思っているからなのでしょう。
日本人にも、この半分でも真実を知りたい、という意欲があればね・・・。グローバルスタンダードな時代、いつまでも「知らぬが仏」は通用しないんじゃないかな〜と、ワタクシは思うんですが・・・。
★ゆみたに的チェ〜ック!★
1950年代の女性はみなさん、真珠のネックレスをしていました。(リチャード・グッドウィンの奥さん役のミラ・ソルーヴィーノはしていませんでしたが)それと、レースの手袋と、小さな帽子。実は、この時代のファッションって、結構、好きだったりして。
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